飛行機

パイロットの航空適正検査 ~Spatial Orientation (空間認知能力)~

皆さんこんにちは、Richardです。
前回は数あるパイロットの適性検査のうち、Applied Numeracy (応用数学)についてご紹介しました。
そして今回はSpatial Orientation (空間定位)について書いていこうと思います。
内容を見る前に、まずは航空適性検査の概要や全体像を確認したいという方はこちらからどうぞ!

Spatial Orientation (空間認知能力)の試験内容

こちらは方向感覚や空間把握能力を測るテストです。
試験内容は2つのコンパスをみて飛行機の向きと位置をひたすら選択する問題です。
これはルールを理解して慣れるまでが本当に難しいです。
しかも時間制限ありです。

 では実際の試験画面をみていきましょう。

引用元:https://youtu.be/S5Dvcav9DgY

まずは画面上部に書かれている問題を読んでみましょう。
日本語に訳すと下記のようになります。

GYROコンパスによって示された方角に飛んでいる飛行機を選び、それをRBIで示された位置にドラッグしなさい。終わったらnextボタンを押しなさい。

ぶっちゃけ、いきなりそんな問題を出されても困りますよね。
そもそもGYROコンパスとかRBIって何やねんという感じです笑
なので、まずはそれぞれのコンパスの解説をしていきたいと思います。

GYROコンパスは、いわゆる皆さんが知っているコンパスと同じです。
飛行機がどの方角に向かって飛んでいるかを教えてくれるものです。

上の画像を例にとると、飛行機の先端がSを向いているので、この飛行機は南に向かって飛んでいることが分かります。
なので、画面の右側にある飛行機のシルエットからを選択します。

 次にRBI(ラジオ)コンパスです。
こちらは無指向性無線が飛行機から見てどこに位置するのかを示すものです。
上の画像であればが無指向性無線のことを示します。

このRBIコンパスは飛行機がどの方角を向いていても常にN(北)が上(飛行機の進行方向)を示します。
そして、このコンパスが示す黄色い矢印は無指向性無線がどこからやってきているのかを指します。
つまり、上記の画像であれば飛行機の右後ろから無指向性無線がやってきているということが分かります。

よって、上記のことをまとめると下記の通りになります。

  • 飛行機は南に向かっている
  • 無指向性無線は飛行機の右後ろから飛んできている

最終的にこれらの情報をもとに、下記のように飛行機のシルエットをドラッグできれば正解となります。

引用元:https://youtu.be/S5Dvcav9DgY

こちらは約3分間のテストになっています。
勝手が分かってきたら、なるべくスピーディーに多くの問題を解くようにしましょう。

ちなみにこの試験は以下のサイトで練習することができます。
ぜひ立ち寄って練習してみてください。
https://www.latestpilotjobs.com/webgame/free/id/41
※サイトにアクセスした後、右下のStart test >をクリックしたらテストが始まります。

今回は難しいテストでしたね。
ただ、練習でかなり慣れますので、ぜひ上記のサイトを使って練習してみてください。


次回はReaction Speed (反応スピード)について解説していこうと思います。

このブログが誰かの役に立ちますように。

To be continued…

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