パイロットの航空適正試験~Complex Control (コントロール力)~
皆さんこんにちは、Richardです。
前回は数あるパイロットの適性検査のうち、Reaction Speed (反応スピード)についてご紹介しました。
今回はComplex Control (コントロール力)について書いていこうと思います。
内容を見る前に、まずは航空適性検査の概要や全体像を確認したいという方はこちらからどうぞ!
Complex Control (コントロール力)の試験内容
今回の試験は複雑なタスクをコントールする際の目と手の連携の精度を見るものになっています。
ちなみに今回ご紹介する試験内容は2つありますので楽しみにしてください。
では早速1つずつ見ていきましょう!
テスト①
まず一つめの試験は、大きなチューブの空間の中を前(画面奥)に向かって進みながら、穴の空いた回る障害物を避けていくものです。PCのマウスを操作して避けていきます。
では、実際の試験画面を見ていきましょう。
引用元:https://youtu.be/BdMgboM-dZA
制限時間は3分間で、その中でなるべく長時間飛ぶことができたらスコアが高くなります。
多くの障害物を避けて行けば行くほど飛行速度は増していき、難易度が高くなっていきます。
ただし、キーボード操作で速度を落とすことが可能です。
ちなみに画面上に自分の位置を示しす小さなマップや現在の速度が表示されていますが、ほぼ見ることはないでしょう。
ちなみに下記のサイトで実際の試験を無料で体験することができます。
https://www.latestpilotjobs.com/webgame/free/id/34.html
では、もう1つの試験も見ていきたいと思います。
テスト②
こちらの試験はジョイスティックを使用します。
まずは以下の試験画面をご覧ください。
黄色の交差している線の中心点が画面の中心から逃げようと動くのですが、それをジョイスティックを使って真ん中にとどめておくよう操作するのが今回のゴールです。
このジョイスティックの操作と実際の動きがくせ者で、例えばジョイスティックを右に倒すと交差する線の中心点は逆の左に動きます。なので交差する中心点を動かしたい方向とは逆にジョイスティックを倒す必要があるということです。
コツはシンプルですが、交差する中心点が逃げた方向にジャイスティックを倒すことです。
こちらの試験は交差する中心点をなるべく長く画面の中心に保てたらスコアが高くなります。
試験中は緊張するかもしれないですが、急な操作をせず、滑らかに操作しましょう。
では、今回の解説はこれで以上です。
次回はMonitoring Ability (観察力)を測るテストを見ていきたいと思います。
このブログが誰かの役に立ちますように。
To be continued…