飛行機

パイロットの航空適正試験 ~Monitoring Ability (観察力)~

こんにちは、Richardです。
前回は数あるパイロットの適性検査のうち、Complex Control (複雑なコントロール力)についてご紹介しました。
そして今回はMonitoring Ability (観察力)について書いていこうと思います。
内容を見る前に、まずは航空適性検査の概要や全体像を確認したいという方はこちらからどうぞ!

Monitoring Ability (観察力)の試験内容

これは読んで字の如し、観察力を測る試験となっております。
環境が目まぐるしく変化していく上空で、機体周りの状況や計器を観察する力はパイロットには必要不可欠ですよね。

 では実際の試験画面を見ていきましょう。

引用元:https://youtu.be/OljWFSI3GWQ

見ての通り、試験内容は画面上で不規則に動く点を数えるものとなっています。
正解すればするほど点の数が増え、難易度が増していきます。
制限時間は2分です。

ちなみに回答スピードも測っているので、じっくり観察している暇はありません。
点の数をなるべく早く数えるようにしましょう。

ちなみにコツは、全ての点が一瞬止まる時を画像として覚えてから、その画像をもとに頭の中で点を数えることです。
点の数が多くなると結構難しくなりますが、冷静になれば意外といけますよ!

今日はシンプルなテストなので短い記事となりましたね。
次回はパイロット試験ならではのMulti-tasking Capability (マルチタスク力)を測るテストを見ていきたいと思います。

このブログが誰かの役に立ちますように。

To be continued…

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