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独学で航空無線通信士に1ヶ月で合格する方法

みなさん、こんにちは!
今回は独学で航空無線通信士に1ヶ月で合格する方法をご紹介します。
パイロットや航空管制官になるには絶対に必要な資格ですので、早めに取得しておきたいところですよね。

ちなみに私はこの資格を1ヶ月の独学で取得できました。
しかも英語で少し点数を落としただけで、それ以外は満点でした。
今回はその合格までの道のりをご紹介したいと思います。

学習前の必要前提条件

航空無線通信士の資格自体、難易度はそこまで高くありません。
ただ1日の学習時間が数分などの場合、当たり前ですが1ヶ月の合格は難しいです。
なので今回は学習を始めるにあたっての必要前提条件を確認したいと思います。

結論からお伝えすると、まずは1日4,5時間の学習は確保していただきたいです。
まとまった時間を取る必要はありません。
社会人であっても昼休みや移動時間を利用すれば上記の時間を確保できる可能性はあります。
それでも難しければ、1日2,3時間の学習に変更して2ヶ月プランにするといいと思います。

ちなみに理系で物理をかじったことがある方、または英語の基礎が身についている方であれば、もっと時短で合格ラインに到達することができるでしょう。

では、ここから何を学習しなければいけないかをおさらいしたいと思います。

航空無線通信士の資格を取得する際に学習すべき項目

  • 無線工学(高校物理の「波動」と「電磁気」の項目)
  • 法規(航空安全に関するルール)*日本語だから余裕
  • 英語(高校1,2年レベルの英語)*英語の基礎ができていたら余裕
  • 電気通信術(無線で通信するときの発音方法の取り決め)*めちゃくちゃ簡単

上記のとおり、無線工学以外は簡単ですのでそこまで怖がる必要はないです。

ではお待たせしましたが、ここから1ヶ月で合格するまでの道のりをご説明します。

航空無線通信士を1ヶ月で合格するまでの道のり

①学習に必要な下記の2冊を購入。

②「やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版) 」を1週間〜1週間半で1周する(1日の学習時間4時間程度)

③「航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題―」を残りの3週間で3周する(1日の学習時間4時間程度)

④上記③を進めつつ、最後の1週間で下記のアプリを使って電気通信術の練習をする(1日の学習時間15分程度)

電気通信術練習
電気通信術練習
開発元:TAKUYA HIGUCHI
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ただ、上記のプランのように時短で学習していくには少し工夫が必要です。
なのでそれぞれの項目をどのように学習すべきか解説したいと思います。

①学習に必要な書籍を2冊購入しよう

必要な書籍はズバリ下記の2冊です。それ以外は何も必要ありません。

受験を決心したらすぐに購入するようにしましょう。
中古で安く買うのも全然ありです(私は貧乏なので中古で学習しました笑)。

②「やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版) 」を1周まわそう

上記2冊を購入したら、まずは「やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)」を頭から理解しながら読み進めていきましょう。

最初は難易度が高めの無線工学からどんどん読み進めていきます。
高校物理の知識が必要になりますので、知らない知識が出てきたら、すかさず家庭教師のトライが出しているこちらのサイトを参照しましょう。正直、自分で検索キーワードを入力して調べるよりも上記サイトの関連動画を2倍速とかで見るほうが早いです。
ちなみに「波動」と「電磁気」の動画はめちゃくちゃお世話になると思います。

あとは、動画を参照したことで新たに分かった知識は必ず自分で噛み砕いた言葉を使って「やさしく学ぶ 航空無線通信士試験(改訂2版)」に書き込むようにしましょう。なぜならもう一度動画を見直す必要がなくなり、学習の時短につながるからです。

無線工学の学習が終わったら、次は「法規」と「英語」にすすみましょう。
これは一読してその場で理解するだけでOKです。内容を覚える必要は全くありません。
法規を学習する中で自分にとって分かりにくい表現があれば、自分で噛み砕いた言葉を書き込んでおきます。
英語では、知らない単語及び文法があればその横に日本語訳を書いておき、再度辞書で調べる無駄をなくしましょう。

まずはこの工程を1週間から1週間半で終わらせて、自分専用の参考書を作っていきましょう。
それが終わったら次の工程です。

③「航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題―」を3周まわそう

「おい、残り期間で3周も回せるかよ!」と思った方、ご安心ください。
これも時短のコツがあります。

まずは1周目ですが、問題を頭から真面目に解答してはいけません。
問題を読んだ後にいきなり答えを見て、なぜその答えになるのかの根拠を理解しながら読んでいきます。
この時に上記②の工程で作った自分専用の参考書も使っていきましょう。

それが終わったら次は2周目です。ここから初めて本気で解答していきす。
一度読んで理解している内容なので、ある程度スピード感をもって解答できるはずです。
間違えた箇所は必ず印をつけておき、再度解答とその根拠を見直して「あーそうだった!」と思い出す作業を入れましょう。(人間は忘れかけた時に思い出すと、記憶に残りやすいそうです)

最後に3周目です。ここまで来ると試験日まであと1週間というところまで来ているでしょう。
最後の1周は2周目で間違えた箇所だけを再度解答するだけでOKです。
それでも間違えた場合は、再度解答とその根拠を見直しましょう。

もしそれでも時間的な余裕があれば、3周目で間違えた問題だけで4周目を実施しましょう。
ここまできたら無線工学・法学・英語はほぼ満点を取得できるレベルに余裕で達します。

英語のリスニングが不安な方へ

リスニングが不安な方は、TOEICのリスニングパートの問題集を買って1ヶ月間学習するといいと思います。
ちなみにこちらの記事一覧で効率よくリスニング力を上げる方法ご紹介しております。
ぜひご覧になってみてください。

④ 電気通信術の練習をしよう

いよいよ最後の工程です。
こちらは残りの1週間で上記③の学習と同時進行で進めていきます。

まずは以下のような一覧を使ってフォネティックコードを覚えてしまいましょう。

引用元:http://www.nac.ac.jp/nishiakablog/blog-113/31596

ちなみにフォネティックコードとは、電話や無線通信で文字を伝えるときに聞き間違いを防ぐために使われる発音方法です。
たとえば電話などの音質が悪い環境だと、「MとN」や「TとP」って聞き分けづらくないですか?
なので、Mは「マイク」、Nは「ノベンバー」、Tは「タンゴ」、Pは「パパ」と発音して伝えるようにしましょうという取り決めをしているのです。

まずは、それぞれのアルファベットを見たら瞬時にその発音が出るよう練習しましょう。
それができるようになったら、次は発音を聞いた瞬間にそのアルファベットを書けるよう練習しましょう。
集中して練習すれば1日でできるようになります。

上記のことができるようになったら、次は実践練習に進みます。
実践練習は以下のアプリがとても便利なので、ぜひダウンロードして1週間ほど練習しましょう。

電気通信術練習
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ここまできたら、資格を取得できたようなものです!

まとめ

航空無線通信士は名前だけ聞くと難しそうですが、決してそんなことはありません。
高校で学習した内容をほんの一部使った簡単な試験です。

逆に言うと、これが一発で合格できなければパイロットや管制官になることは非常に難しいと思います。
なぜならもっと難しい試験が将来待ち構えているからです。

皆さんも初期の段階でつまずくことがないよう、今のうちから勉強グセをつけるようにしましょう。
では、本日の記事が皆様にとって有益なものになることを願っております。

Good luck✈️👍

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